ホーム  >  【札幌】空き家をリフォームして活用するメリット・デメリットとは?確認すべきポイント

お役立ちコンテンツ

【札幌】空き家をリフォームして活用するメリット・デメリットとは?確認すべきポイント

【札幌】空き家をリフォームして活用するメリット・デメリットをご紹介!事前に確認すべきポイントは?

空き家問題が社会的な課題となる中、その活用方法として「リフォーム」や「リノベーション」が注目されています。しかし、空き家をリフォームして活用するには様々なメリットがある一方で、見落としがちなデメリットも存在します。

こちらでは、空き家をリフォームして活用するメリット・デメリット、リフォーム前に確認すべきポイントをご紹介します。札幌で空き家活用をお考えなら、センチュリー21パフュームエステートにご相談ください。

空き家をリフォームして活用するメリット・デメリット

空き家をリフォームして活用するメリット・デメリット

メリット

資産価値の維持・向上

空き家をリフォームして活用することで建物の劣化を防ぎ、資産価値の低下を抑えることができます。特に外壁や屋根などの外回りのメンテナンスは重要です。

トラブルリスクの軽減

空き家を放置すると以下のようなトラブルが発生する可能性がありますが、リフォームして活用することでこれらのリスクを軽減できます。

  • 不法侵入や放火
  • ゴミの不法投棄
  • 動物の住み着き
  • 建物の倒壊による近隣への被害
売却や賃貸の可能性向上

リフォーム済みの物件は、以下の理由から売却や賃貸がしやすくなります。

  • 買主や借主にとって魅力的な物件になる
  • すぐに住める状態であることをアピールできる
  • トレンドを取り入れたリフォームで付加価値をつけられる
税金面でのメリット

リフォームし、活用することで「特定空家」への認定を避けられ、固定資産税の急激な上昇を防ぐことができます。これは長期的に見て大きな節税効果につながります。

デメリット

まとまった初期費用が必要

空き家のリフォームには、ある程度まとまった初期費用が必要となります。リフォームの内容や規模によって費用は大きく変わりますが、一般的に数百万円から数千万円程度の費用がかかることがあります。

この初期投資を回収するには一定の期間を要するため、資金計画を慎重に立てる必要があります。

予想外の追加費用が発生する可能性

特に築年数が長い建物や長期間空き家だった物件の場合、当初の見積もりよりも高額な費用がかかることがあります。例えば以下のような問題が発覚した場合、追加の工事や費用が必要になる可能性があります。

  • 雨漏りによる構造体の腐食
  • シロアリ被害
  • 水道管や排水管の劣化による水漏れ
  • 耐震性能の不足

これらの問題は外観からは判断しづらいため、リフォーム着工後に発覚することもあります。予期せぬ追加費用を避けるためにも、経験豊富な業者による事前の建物診断が重要です。

荷物の片付けが大変

空き家には、前の居住者の家具や生活用品が残されていることが多々あります。リフォーム工事を始める前に、これらの荷物を整理・処分する必要があります。

この作業は想像以上に時間と労力がかかる場合があり、特に遠方に住んでいる所有者にとっては大きな負担となることがあります。また、思い出の品や貴重品の取り扱いには細心の注意が必要です。

空き家をリフォームする前に確認すべきポイント

空き家をリフォームする前に確認すべきポイント

建物の構造的な問題点

空き家をリフォームする際、最も重要なのが建物の構造的な問題です。長期間放置された空き家は、外観だけでなく内部にも様々な問題が潜んでいる可能性があります。

まず、確認すべき主な項目は以下のとおりです。

  • 基礎の状態
  • 柱や梁の腐食
  • 屋根や外壁の劣化
  • 雨漏りの有無
  • シロアリ被害の有無

これらの問題は、建物の安全性に直結するため、専門家による詳細な調査が不可欠です。特に築年数が古い物件の場合、耐震性能が現在の基準を満たしていない可能性があります。

構造的な問題を見逃すと、リフォーム後に予期せぬ大規模修繕が必要になったり、最悪の場合は安全性が確保できなくなる恐れがあります。十分な事前調査と適切な対策を講じることで、安全で快適な空間を長期的に維持できます。

設備の老朽化状況

設備の老朽化は、リフォーム計画を立てるうえで重要なポイントです。長期間使用されていない家屋では水回りや電気設備などが劣化している可能性が高く、これらの状態を適切に把握することが必要です。

給排水設備
  • 配管の腐食や漏水の有無
  • 水道メーターの動作確認
  • 排水管の詰まりや破損
電気設備
  • 分電盤の状態
  • コンセントやスイッチの動作確認
  • 配線の劣化具合
ガス設備
  • ガス管の腐食や漏れの有無
  • ガスメーターの動作確認
  • 給湯器の稼働状況
空調設備
  • エアコンの動作確認
  • フィルターの汚れ具合
  • 室外機の状態

これらの設備は、専門家による詳細な点検が必要です。特に、水回りの配管や電気系統は目視だけでは判断が難しいため、専門業者による調査を行うことをおすすめします。

周辺環境と地域の将来性

空き家のリフォームを検討する際、建物自体の状態だけでなく、周辺環境と将来性の評価も重要です。これらの要素は、リフォーム後の物件の価値や活用の可能性に大きく影響します。

まず、周辺環境については以下の点を確認しましょう。

  • 交通の利便性
  • 生活インフラの充実度
  • 自然環境
  • 治安

これらの要素は、物件の魅力度や将来の資産価値に直結します。

次に、将来性の評価では以下の点に注目します。

  • 人口動態
  • 開発計画
  • 地価の推移

これらの情報を総合的に分析することで、リフォーム後の物件の将来性を見極めることができます。例えば、人口が増加傾向にあり、新たな開発計画が進行している地域では、物件の価値上昇が期待できるでしょう。

一方で、人口減少が進む地域や、主要な企業や施設の撤退が予定されている場所では、リフォーム後の活用に苦労する可能性があります。

周辺環境と将来性の評価は、専門的な知識や情報収集能力が必要となるため、不動産の専門家や地域の事情に詳しい方々にアドバイスを求めることをおすすめします。

法規制と許認可の確認

空き家をリフォームする際には、建築基準法や都市計画法などの法規制に注意を払う必要があります。これらの法規制は、建物の安全性や周辺環境との調和を確保するために設けられています。

主な確認ポイントは、以下のとおりです。

用途地域の確認
  • その地域で認められている建物の用途や規模を確認
建ぺい率・容積率の確認
  • 敷地面積に対する建築面積や延べ床面積の制限を確認
  • 増築や改築の際に特に重要
接道義務の確認
  • 建築基準法で定められた幅員の道路に接しているか確認
  • 接道義務を満たさない場合、大規模な改修が制限される可能性がある
耐震基準の確認
  • 1981年以前の建物は旧耐震基準のため、耐震診断や耐震補強が必要な場合がある
アスベスト使用の有無
  • 1975年以前の建物はアスベスト使用の可能性があるため、専門家による調査が必要

また、リフォームの規模や内容によっては、以下の許認可が必要となる場合があります。

  • 建築確認申請:大規模な改修や用途変更の際に必要
  • 開発許可:一定規模以上の土地の造成や開発行為を行う場合に必要
  • 景観条例:外観の大幅な変更を行う場合、自治体によっては届出が必要

これらの法規制や許認可の確認を怠ると、工事の中断や追加費用の発生、最悪の場合は建物の使用停止などのリスクがあります。専門家に相談しながら、慎重に進めることをおすすめします。

空き家活用について悩みや不安を抱えているならぜひ一度ご相談を

札幌で空き家の活用をお考えの方は、センチュリー21パフュームエステートにご相談ください。お客様の状況や希望を詳しくお聞きしたうえで、最適な活用方法を提案いたします。

豊富な知識と経験にもとづき、一軒一軒の空き家に最適なソリューションをご提案します。リフォームが必要かどうか、賃貸や売買が望ましいのか、建て替えたほうがよいのかなど、デメリットも含めて丁寧にご説明いたします。空き家の現状を詳しくヒアリングしたうえで具体的な活用プランをお示しするため、安心してご相談いただけます。

不安や疑問点があれば何度でも丁寧にご説明いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

【札幌】空き家活用のご相談はセンチュリー21パフュームエステート
会社名株式会社パフュームエステート
住所〒003-0803 北海道札幌市白石区菊水3条4-4-17
TEL011-818-0088
FAX011-818-0089
メールcentury21@perfumeestate.group
営業時間10:00~18:30
定休日水曜日
事業内容不動産売買・賃貸の仲介、賃貸管理
URLhttps://www.perfumeestate.group/

ページの上部へ